西条 名所・史跡
学生の街として発展する、旧山陽道の宿場町に残る白壁と銘酒の香り。
JR山陽本線西条駅からすぐ、旧山陽道沿いには白壁になまこ壁、赤煉瓦の煙突、格子窓の建物が目を引きます。
灘、伏見と並ぶ銘醸地、安芸西条ならではの光景です。
通称「酒蔵通り」と呼ばれるこの一帯には、現在も操業している蔵元がいくつもあり、酒造りの時期になるとあたりは新酒の香りに包まれます。
また、旧県立醸造支場のレトロな洋館、御茶屋(本陣)跡、安芸国分寺など、酒都、または宿場町として栄えた時代の面影を色濃く残す建物もあり、散策にお勧めのスポットです。
御茶屋(本陣)跡
〒739-0011 東広島市西条本町4-31
TEL 082-421-2511(西条駅前観光案内所)
JR西条駅から歩いて約3分
江戸時代の乱積みと現代の間知積みが並んでいる石垣の上に建つ門は、広島藩領内9ヶ所の中でも最大規模を誇った、大名や幕府要人が宿泊に利用する施設、御茶屋(本陣)の御門を復元したものです。
御茶屋の建物は明治維新後賀茂郡役所などに利用されていましたが、現在は取り壊されてありません。
